日越外交関係樹立45周年記念事業 鍼灸ベトナム国際セミナー <その1>
120名余りで満席の熱気溢れるJWマリオットホテルの会議場
ベトナム保健省副大臣グエン・ヴィエット・ティエン氏が挨拶に来られたこともあり、関心の高さを物語っています。
日本側も在ベトナム大使館 特命全権大使、梅田邦夫氏の挨拶がありました。
後にわかった事ですが、梅田氏は大阪の明星高校出身とのことでした。
カメラクルーも入り、夕方と朝のニュースで流れたそうです。
馬場道敬先生の経絡治療実技
脈診の仕方に興味を持たれ、実際に治療希望者にも治療されました。「ベトナム式の脈診とどう違うのか?」質問もありました。細い鍼への効果にも疑問を持っていたように感じられました。
志野治美先生の刺絡についての講演
志野治美先生の刺絡の実技
後の病院見学でも同じようされていました。
朝日新聞のアジア支局からの取材では、インパクトがあるせいもあって、動画配信されています。
志野先生のイボ取りの灸の実技
南治成協会監事がこの時の為に顔のイボを残していたそうです。
吉村協会理事長の擦過鍼に付いての講演
Google翻訳で調べて、音声をマネしてお覚えてベトナム語で 挨拶をした所、拍手をいただきました。つかみはOK!でした。
吉村協会理事長の擦過鍼実技
日本固有の治療法ですので、みなさんに興味を持っていただきました。
弱い刺激で効果があるのか、疑問に思っておられるようでした。
寺川華奈先生の経絡治療
手さばきが滑らかで、関心を持って見ておられました。
南治成協会監事の美容鍼の講演
ベトナムでは手術用の溶ける糸で同じような事をしているとのことでした。
廣橋久美子協会理事の美容鍼実技
急遽代理での実技でしたが、落ち着いて堂々とした手さばきでした。
さすがです。
片側だけの治療でしたので、翌日は左側だけアップした、アンバランスな状態だったようです。
モデルは米澤路代先生でした。
今回のセミナーは、あくまでも日本で行われている固有の鍼灸治療を紹介することが目的で、他にも様々の方法がある事は説明されています。今後の事業計画の中で、どのようにそれらを整理し、伝えていくか検討されていくことと思います。
全ての講演の後、どの様に交流を深めていくか協議され、全会一致で共同宣言が採択されました。
グエン・バー・クアン国立鍼灸病院院長と小西恵一郎国際医療技術財団理事長、仲野弥和日本鍼灸師会会長が握手して宣言されました。
(続く)