各種講習会・研修会案内​・書式

　介護予防鍼灸師認定講習会で認定された介護予防鍼灸師の資格は公的な資格ではありませんが、擦過鍼、認知症、介護保険、他職種連携等についての確かな知識と技術を持った保証していくことで、安心して擦過鍼を受けていただくための民間資格的なものです。実際問題として、公的な機関、団体として仕事を依頼する場合、身分を保証するものがなければ難しいのが現状です。公的な仕事をするための条件として、「法人格を有していること」という場合が非常に多くありますが、個人ではなく、法人であれば責任の所在が明らかだからです。

　他の職種を見回してみても、現職のライセンスに加えて、民間資格であっても、その分野について保証されているという理由から、様々な専門の資格が生まれ、活用されています。

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　平成30年3月22日に発令されました厚生省令で、一定の要件を満たすことにより、はり師・きゅう師が機能訓練指導員としてしごとができることになりました。

　はり師・きゅう師として、これまでに無い機能訓練ができるという事を訴えてきたことが、現実にできるようになることは、大変喜ばしいことだと考えています。

　介護における機能訓練は、決して運動機能の改善だけでなく、「精神的に落ち着いて意欲をもって日常生活が自立して行えるようになるか」ということが非常に重要です。このことは、はり師・きゅう師が最も得意とする分野であり、病気があっても上手く付き合いながら生き生きと生活出来るように支援してきたことは、日本の鍼灸の歴史をみても明らかです。それができてきたからこそ、鍼灸が生き続けてこられたのです。

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　講座では、機能訓練指導員として必要な知識と技術をしっかりと修得するして頂ける実践講座になっています。

　多くの介護予防鍼灸師が機能訓練指導員として活躍できるよう丁寧に指導いたします。

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　機能訓練指導員になる為の要件を充たす研修会は、私達の属す（公社）日本鍼灸師会で検討中です。決まり次第お知らせします。